城崎温泉|風情ある街で楽しむ、外湯めぐりとブラ歩き(兵庫名所巡り)

兵庫県北部・但馬地方にある、城崎温泉(きのさきおんせん)。

平安以来の長い歴史を誇る古湯。
また、作家の志賀直哉をはじめ、多くの著名人にも愛されました。

現代においても、神戸の有馬温泉と並ぶ、兵庫県を代表する温泉地です。

城崎温泉

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城崎といえば「外湯めぐり」

温泉にもいろいろな楽しみ方がありますが、城崎温泉といえばやっぱり「外湯めぐり」。

温泉街を貫く大谿川(おおたにがわ)沿いに、いくつもの外湯が立ち並びます。
お宿に着いたらさっそく浴衣に着替え、外湯へ繰り出しましょう。

温泉街にある外湯は、全部で7つ。
さとの湯・地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯です。

全部回ってもよいですし、好きな外湯だけ入るのもOK。

なお、2つ以上の外湯をめぐるなら、1日入り放題の「外湯めぐり券」(大人1200円)がお得です。

では、城崎温泉の外湯をいくつかご紹介しましょう。

城崎温泉・夜の外湯めぐり

さとの湯

城崎温泉の玄関口・城崎温泉駅の駅前にあります。

電車で城崎温泉を訪れた場合は、まずここでひとっ風呂浴びて旅の疲れを落とすのもよいですね。

「服を脱ぐのはちょっと面倒」という、ずぼらな方向けに、足湯もありますよ。

城崎温泉外湯・さとの湯

一の湯

温泉街の中心部にある外湯。

江戸時代の漢方医・香川修徳に絶賛された名湯で、城崎温泉筆頭格の外湯です。

また、この一の湯にも足湯あり。
正面入口向かって右側。ちょっと見落としやすいのでご注意ください。

城崎温泉外湯・一の湯

御所の湯

一の湯の西、神社(四所神社)のすぐ隣にあります。

その昔、天皇の姉にあたる女性がこの温泉に浸かったことから、付いた名前が「御所の湯」。
美人の湯とも呼ばれています。

現在の御所風の建物は、平成17年に新築されたもの。
天井ガラス張りの大浴場が、ここのウリの1つです。

城崎温泉外湯・御所の湯

風情ある街をブラ歩き

1300年もの歴史を誇る名湯・城崎温泉。

川沿いの柳がたおやかに揺れる風情ある温泉街。
そこには、この地の長い歴史を感じさせる名所も残ります。

街の中をぶらぶらと歩きながら、名所めぐりを楽しんでみませんか?

お昼間の城崎温泉

また、温泉街の中には、あちこちに足湯があります。

ブラ歩きで疲れたら、足湯でほっこり。
血行促進で、足の疲れもとれますよ。

城崎温泉・足湯

四所神社

外湯・御所の湯の東隣にある四所神社(ししょじんじゃ)は、708年創建とも伝わる古社。

温泉の神・湯山主神(ゆやまぬしのかみ)と宗像三女神を祀る、城崎温泉の守り神です。

城崎温泉・四所神社

温泉寺

温泉街の西にある大師山。
温泉寺は、この山の麓から頂にかけて伽藍を構える大きなお寺です。

山麓に、仁王門と薬師堂。
山の中腹には、本堂(国重要文化財)、本坊、多宝塔など。
そして、山頂には、奥の院があります。

中腹の本堂や山頂の奥の院へは、城崎ロープウェイの利用が便利。
また、山麓から徒歩で登ることも可能です。

城崎温泉・温泉寺

極楽寺

極楽寺は、温泉街の西南の端に立つ、臨済宗の禅寺です。

ここは、江戸時代の名僧・沢庵和尚ゆかりのお寺。
本堂前に広がる、美しい枯山水庭園が見どころです。

(詳細は、「極楽寺」のページをご覧ください)

城崎温泉・極楽寺

城崎温泉の基本情報

住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島

電話番号:0796-32-3663(城崎温泉観光協会)

外湯情報:
(さとの湯) 大人800円 午後1時~午後9時  月曜定休
(一の湯)  大人600円 午前7時~午後11時 水曜定休
(御所の湯) 大人800円 午前7時~午後11時 第1・第3木曜定休
(まんだら湯)大人600円 午後3時~午後11時 水曜定休
(地蔵湯)  大人600円 午前7時~午後11時 金曜定休
(鴻の湯)  大人600円 午前7時~午後11時 火曜定休
(柳湯)   大人600円 午後3時~午後11時 木曜定休

1200円(大人)で、外湯1日入り放題の「外湯めぐり券」あり
(各外湯で販売されています)

アクセス:
(JR)城崎温泉駅下車すぐ
(車利用)北近畿豊岡自動車道・ 日高神鍋高原ICから25km

ホームページ:城崎温泉(城崎温泉観光協会)

城崎温泉地図

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