神戸市立王子動物園は、日本では珍しい、ジャイアントパンダを見ることのできる動物園。
日本には、ジャイアントパンダを飼育している動物園が3つありますが、そのうちの1つです。
(残り2つは、東京の上野動物園と南紀白浜のアドベンチャーワールド)
また、パンダ以外にも、コアラやライオンなど、子供たちに人気の動物もたくさんいます。
お子さんから大人まで、みんなで楽しめる神戸の名所です。
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目玉はジャイアントパンダ
現在、王子動物園で飼育されているジャイアントパンダは1頭。
メスの旦旦(タンタン)です。
タンタンが住むパンダ舎は、園内のほぼ中央にあります。
パンダ舎の外には、芝生やウッドデッキ完備のパンダ専用の室外運動場。
タンタンは、日中、ここで過ごしていることが多いです。
運動場の前には、壁やフェンスなど視界を遮るものは何もありません。
ゴロゴロ寝そべったり笹を食べたりするパンダの姿を、間近で見ることができます。
パンダをバックに写真を撮ることもできる、王子動物園の一番の人気スポットです。
コアラやペンギン、人気の動物が他にもたくさん!
王子動物園には、パンダ以外にも珍しい動物がたくさんいます。
まずは、パンダと並ぶ動物園の人気者、コアラ。
実は、ジャイアントパンダとコアラの両方を飼育しているのは、日本全国でここだけです。
王子動物園では数頭のコアラが飼育されており、時折、赤ちゃんも誕生しています。
また、コアラ舎はガラス張り。木の上で暮らすコアラがよく見えます。
キリンやゾウ、ペンギンなど、子供たちに人気の定番動物もいます。
ペンギン舎に隣接する動物科学資料館もおすすめ。
外ではよちよち歩きのペンギンたちですが、館内からは水の中でスイスイ泳ぐ姿を眺めることができます。
猛獣舎も見どころ
王子動物園のもう1つの見どころは猛獣舎。
円形の建物で、中は5つの部屋に分けられています。
そこに、5種類の肉食動物、ライオン、アムールトラ、アムールヒョウ、ユキヒョウ、ジャガーがそれぞれ暮らしています。
猛獣舎の外の面はガラス張り。
ガラス一枚隔てた先をのしのし歩く猛獣たち。
時折威嚇してくる姿も大迫力。ドキドキものです。
猛獣舎の上にも小さなガラス窓があり、ここから、岩場の上にいる猛獣を眺めることもできます。
小窓からちょいと覗いたら、トラの大きな顔が目の前にあってびっくり!ってことも。
王子動物園の基本情報
住所:神戸市灘区王子町3-1
電話番号:078-861-5624
開園時間:
(3月~10月)午前9時~午後5時(入園は午後4時半まで)
(11月~2月)午前9時~午後4時半(入園は午後4時まで)
定休日:水曜日(祝日の場合は開園)、年末年始
入園料:大人(高校生以上)500円 中学生以下無料
アクセス:(阪急)王子公園駅から徒歩3分、(JR)灘駅から徒歩5分
駐車場:有(王子公園駐車場)
ホームページ:神戸市立王子動物園