古くから酒どころとして知られる京都の伏見。町中には、伏見のお酒を紹介するお店や施設をよく見かけます。
その中でも、今回は、伏見の蔵元・黄桜の黄桜記念館をご紹介。
テーマは酒造りとカッパ。
黄桜が運営する複合施設「キザクラカッパカントリー」内にあります。
酒がテーマの展示室
黄桜記念館には、酒や酒づくりをテーマとする展示室があります。
ここの展示は、奇をてらわない、オーソドックスな内容です。

酒づくりの工程がパネルで説明され、さまざまな酒造用具が並べられています。
決して派手ではないですが、シンプルでわかりやすい構成です。

また、酒どころ伏見を支えているのは、各地で湧き出す名水の存在。
この黄桜にも伏見の名水あり。「伏水(ふしみず)」と呼ばれています。
伏水は、黄桜記念館の敷地内にあります。飲用可能で、ペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできます。

カッパに特化したお部屋あり
黄桜といえば、水の妖怪・河童(カッパ)。
黄桜記念館には、黄桜のシンボルのカッパに特化した資料室があります。
「カッパッパ~ルンパッパ~」となつかしのCMソングが流れる室内。
普通の人ならまず知らない、カッパについてのうんちくも盛りだくさんです。

なお、CMで登場するカッパはかわいらしい姿ですが、ここの展示室内のカッパはどれも結構不気味。
カッパの像などは結構リアルですね。小さい子供には怖いと感じられるかもしれません。お子さん連れの方はご注意ください。

隣にはレストランとショップ
キザクラカッパカントリーには、黄桜記念館の他、レストランとショップがあります。
レストランで伏見のお酒を楽しみながらのランチもよいですね。ショップではここでしか買えない限定酒も販売されています。
また、黄桜は、日本酒だけでなく地ビールにも力を入れている酒造メーカー。レストランやショップでの地ビールの品揃えも豊富です。

黄桜記念館の基本情報
住所:京都市伏見区塩屋町228(キザクラカッパカントリー内)
電話番号:075-611-9919
開館時間:10:00~16:00
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は水曜日)
入館料:無料
アクセス:
(京阪)中書島駅・伏見桃山駅から徒歩7分
(近鉄)桃山御陵前駅から徒歩8分
ホームページ:黄桜記念館