南京町|にぎやか中華街で「ほかほか点心」食べ歩き(兵庫名所巡り)

神戸の中心地の1つ、元町。
古くからの名門商店街が残り、多くの人が行き交う活気ある街です。

その元町の南に、赤や黄色の看板が並ぶ、少々派手なエリアがあります。

ここが、今回ご紹介する南京町(神戸中華街)。

横浜、長崎とともに「日本三大中華街」の1つに数えられる、歴史ある中華街。
現代では、神戸を代表する観光名所の1つです。

南京町

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にぎやかな中華街

南京町が成立したのは、幕末~明治初期の神戸開港の時代。

西洋人が住む旧居留地の西側に、中国(清)からやってきた人々が暮らし始めたのがそのはじまりとされています。

この南京町の大きさは、東西270m・南北110m。
決して広いとは言えません。

その中に、本格中華をウリにする高級店から、点心を提供する小さなお店まで、100を超えるお店が所狭しと並びます。

観光客やお店の人の声が絶えない、いつもにぎやかな中華街です。

南京町の風景

お昼間はもちろん、日が暮れた後も賑わいが続く南京町。

日没後は、入口に立つ中国風の門もライトアップされます。
特に、東の長安門の華やかさは際立ちます。

南京町・長安門ライトアップ

ほかほか点心食べ歩き

いろんな中華料理店が並ぶ南京町、その楽しみ方は人それぞれ。

高級店では、普段なかなか味わえない絶品の中華料理を楽しめます。

一方、お昼時などに気軽に南京町を楽しみたいなら、「点心の食べ歩き」がおすすめですね。

南京町・店前に並ぶ点心

点心といえば、ごま団子や杏仁豆腐などがよくイメージされますが、そんな「甘いもん」ばかりではありません。

点心とは「中国風軽食」のこと。

豚まん、ギョーザ、小龍包、さらには、チャーハン、ラーメンなども、全部点心です。

お店の前にずらりと並ぶ、ほかほか点心。

あっちのお店のもおいしそう。。。どれにするか迷ってしまいます。

南京町・ほかほか点心

南京町のシンボル・南京町広場

南京町のちょうど真ん中にある、南京町広場。

広場中央に立つあずまやは、南京町のシンボル。
春節(旧正月)の時期には、龍舞や獅子舞などのイベントも行われます。

食べ歩きに疲れたら、あずまやで腰を下ろしてちょっと休憩。

また、多くの人で賑わう南京町の中での、待ち合わせ場所としても最適です。

南京町広場

南京町の周辺散策

南京町のある元町周辺は、神戸観光の中心地の1つ。
他にも、神戸を代表する観光名所がいくつもあります。

南京町におでかけの際には、次のスポットにも足をのばしてみてはいかが。

神戸旧居留地

旧居留地は、南京町の東に広がるエリア。
ここは、その昔、神戸開港後に日本にやってきた西洋人の居住地でした。

今も明治~昭和初期の近代建築が数多く残る旧居留地、レトロな街並みが魅力です。

(詳細は、「神戸旧居留地」のページをご覧ください)

神戸旧居留地

ベイエリア

一方、南京町から南へ少し歩けば、海に面したベイエリアに到着。

鼓のような赤い塔は、神戸港のシンボル・ポートタワー
その横には、芝生広がるメリケンパーク

眼前に広がる青い海と、時折行き交う白い船のコントラストも美しいですね。
「港町神戸」を存分に感じられる場所です。

(詳細は、「神戸ポートタワー」・「メリケンパーク」のページをご覧ください」

神戸ポートタワーとメリケンパーク

南京町の基本情報

住所:神戸市中央区栄町通

アクセス:
(JR・阪神)元町駅から徒歩5分
(地下鉄海岸線)旧居留地・大丸前駅から徒歩2分

駐車場:なし(周辺にコインパーキングあり)

備考:入場自由

ホームページ:南京町(南京町商店街振興組合)

南京町地図

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